障害年金の申請が通りました。
長かった・・・
半年かかりました
腹膜透析導入術を受けるために入院して、すぐ入院関連の書類を片っ端から記入。自覚症状の無い腎不全ですので、すべて自力でやります。面倒くさい。
それから「健康保険特定疾患療養受領証」の申請書類の送付を、健康保険組合に依頼。これは一ヶ月の医療費を最大¥1万にしてくれるやつで、腹膜透析という高額医療を受けるためには必須のアイテム。届くまで一ヶ月半かかりました。
腹膜透析の調子が芳しくなく、その後2回の入院(再手術1回)を経て、10月後半から諸々の手続き(別件もいろいろ溜まってた)を開始。
障害年金の申請も10月から開始していますが、生まれてから現在までの症状の変化(無症状の場合でも5年程度毎に手書きで書いていく)をまとめ、更に主治医に初見を書いてもらう必要がありますので、何だかんだで申請は11月頃になりました。
んで申請が通るまで、だいたい3ヶ月かかる・・・のですが、2月になって届いた封書には「主治医の書類に不備があるから直して送れ」とのこと。
何でも、所見だったか何だったかを記入する欄があるのですが、記入したらその欄に医師のハンコが必要なんだそうです。書類全体として、主治医の記名&捺印がされてるのに。
仕方ないのでここを直してもらったのですが、これも病院に持っていって一週間待ち、あらためて申請して一ヶ月半、ようやく通りました。
障害年金でいくら貰えるの?
まず障害年金ですが、以下の2種類があります。
ざっくりなので、詳しいことは他のページで調べてみてくださいまし。
障害基礎年金の金額はその年度毎に固定で、2019年度(令和元年度)なら:
- 1級:¥975,125(¥81,260/月)+子の加算
- 2級:¥780,100(¥65,008/月)+子の加算
- 3級では支払われません。
障害厚生年金は報酬比例(給料&厚年加入期間)で変わりますが:
- 1級:障害基礎年金1級+報酬比例の年金+配偶者加給年金
- 2級:障害基礎年金2級+報酬比例の年金+配偶者加給年金
- 3級:報酬比例の年金(最低保障:¥585,100(¥48,758/月))
- 3級未満:報酬比例の年金の2年分(最低保障:¥1,170,200)※一時金
基本的に、障害厚生年金は「障害基礎年金+比例報酬」です。ただし障害基礎年金は障害3級では支払われませんので、その分の加算はありません。そうなると受給額が少なくなりますので、救済策として最低保障額が設定されています。
また、厚生年金に加入している場合は障害3級未満のものでも一時金がもらえます。
年金にはちゃんと加入しておこう!
と言っても、厚生年金は会社員とかでなければ加入できないのですが・・・
障害基礎年金のほうは、国年の加入期間とかの条件がなく固定金額ですので、国年未払いであっても受給できるんだろうか?ちょっとわかりませんでした。
厚生年金は、会社員であれば加入しているはずですが、ブラックな会社だと実は企業負担分を払っていなかったとかトンデモな事があるので注意。
余談ですが、障害基礎年金は金額が固定されているとはいえ、受給制限を食らう場合があります。
具体的には、未成年の時点で障害認定を受けている場合です。この場合、「国年を支払っていない」ので障害基礎年金の受給は特例みたいなものになります。
年金を納めていないのに受給し続けるということで、成人後に働いた場合、その収入によって減額されたり支払停止されることがあるようです。
とりあえず、間違いがありましたらご指摘くださいまし。