マイナンバーカードが、健康保険証として使えるようになりました。
マイナンバーカードが健康保険証として利用可能に
マイナンバーカードというのは、もともとマネーロンダリング防止などを目的として導入されたもので、これ自体が利用者に直接何らかのメリットを与えるものではありませんでした。
そのため発行が思うように進まず、何かしらの付加価値を与えて普及させることが、政府の課題となっていました。
10/20より、この付加価値としてかねてから言われてきた「健康保険証としての利用」が利用可能となったとのことです。
事前登録が必要
マイナンバーカードを健康保険証代わりに使用するためには、事前にマイナポータルから利用申請を行っておく必要があります。
申請自体は簡単にできるのですが、スマホにアプリをインストールして実施するか、あるいはパソコンにアプリをインストールしてカードリーダーを使用してログインするか、という根本的な部分が面倒だったりします。
カードリーダーを使う場合は、SONYのRC-S380のようなものを購入する必要があります。
保険証としての機能は・・・?
申請すると、1分とかからずに登録が完了します。
ただし問題として、現時点でマイナンバーカードに対応している医療機関が全体の5%ほどしか無いとのことで、これは2023年度中に100%「を目指す」とのこと。
保険証としての機能は通常の保険証とおそらく同等なので、マイナンバーカードを常日頃から持ち歩いている人なら健康保険証との2枚持ちがなくなって便利かなーと。そんな人いるんか?!
・・・といった微妙感はあるのですが、障害者に発行される「特定疾病療養受領証」の情報も連携されるので、これを持ち歩く必要がなくなるのかなーと予想しています。
そうだとすると、通院の度に2枚提出していたものがマイナンバーカード1枚で済むので便利。